独自のポジショニングを取る!
「あなたの会社じゃなきゃ嫌だ!」と
求職者や潜在的転職希望者から言われる方法
こんにちは。
山口県の求人情報サイト『マイカラー』で
採用コンサルタントをしている伊藤博紀です。
どんどん厳しくなる採用難の時代に結果を出す、
「課題解決型」採用コンテンツの提案をさせて頂いています。
私事ですが
この度、5年乗ったBMWから
マツダ車に乗り換えることになりました。
土曜日が納車だったので週末は楽しくドライブ出来ました。
マツダ車に乗り換えるという話をすると
ほとんどの人が「意外!」という反応をされます。
スタイリッシュなイメージの輸入車から
国内ビッグ3の一角でもない国産車メーカーを選ぶことが
なかなか理解してもらえないということでしょうか。
私も今回
車を買い替えるにあたって
住んでいる山口市にあるほとんどの
国産車ディーラー、輸入車ディーラー巡って
手が出る価格帯の車はすべて検討しました。
その中で
天邪鬼である私の目に留まったのが
尖りまくったポジショニングを取っている
新登場のマツダCX-60だったのです。
いまどき3.3Lの大排気量の
直列6気筒タテ置きディーゼルエンジンで
その中でも私が選んだのは2WDのなんとFR(後輪駆動)。
全長 4,740 mm×全幅 1,890 mm×全高 1,685 mmのサイズで
ハイブリッド並の燃費性能でWLTCモード19.6km/L。
音響機器はBOSEによる専用設計の大迫力サラウンド。
内装も高級車に引けを取らない異次元の質感です。
いかがでしょうか。
尖りまくっているクルマだと思いません?
他の車種とは一線を画す独自のポジショニングです。
昨今のSUVブームで
どこのメーカーのクルマも
同じような見た目、同じようなパワートレインで
いわゆるコモディティ化(似たり寄ったり)してる気がしていました。
ですから
天邪鬼の私としては
自分なりのアイデンティティとして
そうした流れには出来るだけ乗りたくない。
そこで選んだのが
マツダCX-60だったというわけ。
自動車業界には、
「400万台クラブ」という言葉があって
自動車メーカーがグローバルプレイヤーとして存続するには
400万台以上の生産台数が必要になるという考え方のこと。
要するに、
今後生き残っていく際に有利になる
「規模の経済」効果を享受できるラインが
年間400万台の生産台数ということ。
日本の2022年の生産台数を見てみると
世界一のトヨタを始め、強力なライバル揃いです。
トヨタ 1061.0万台
ホンダ 387.0万台
日産 320.1万台
スズキ 317.2万台
三菱自動車 101.2万台
マツダ 109.2万台
SUBARU 84.9万台
トヨタのような
世界一の巨大メーカーに
真正面からぶつかって戦ったって
小規模企業に勝ち目はないでしょう。
マーケティングの神様
フィリップ・コトラーの競争地位別戦略によれば
トヨタが「リーダー企業」で
日産、ホンダが「チャレンジャー企業」、
マツダ、三菱、スバルは「ニッチャー企業」、
あるいは「フォロワー企業」といったところでしょうか。
ニッチャーの戦略定石は、
すきま市場(ニッチ)で独自の地位を獲得することで
取り扱い商品の価格帯や販売チャネルなどを限定し、
専門化することで収益を高めることを戦略目標とします。
そう、ですから
もしマツダが自動車業界において
ニッチャー的ポジショニングを狙うとすれば
マツダCX-60の
尖りまくったポジショニングは
リスクを背負ったチャレンジであるものの
競争地位別の戦略として正しいんだと思います。
ところで、
これって求人や採用のポジショニング、
ブランディングでも同じではないでしょうか。
求人・採用市場では
常に同業他社や異業種の人気企業、
知名度の高い大手企業と比較検討されています。
求人情報サイトや
ハローワークの掲載企業一覧などは
求人・採用市場のいわば「縮図」です。
そこで
どのようなポジショニングを取るかで
あなたの会社の印象は決まってしまいます。
「巨人・大鳳・玉子焼き」の
団塊の世代の画一化した価値観ならいざ知らず
幸いなことにインターネット登場以後、
世の中の価値観、ひいては求職者の価値観は多様化していて
あなたの会社が求人・採用市場で
独自のポジショニングを取ることが出来れば
必ず誰かが興味を惹かれ応募してくれると断言できます。
しかもそれは、
給与を中心とした待遇・募集要項や
聞いたことある会社だから何となく応募してみたという
その仕事にコミットしていない人からの「なんとなく応募」ではなく
「この会社に入りたい!」
「この会社じゃなきゃ、どうしても嫌だ!」
というような熱烈な志望動機を持った人が
あなたの会社に応募してくるのです。
そんな会社になりたいと思いませんか?
私はそのお手伝いをするために
求人情報サイト「マイカラー」に戻って来ました。
一緒に「課題解決型」採用コンテンツを作って
あなたの会社の「採用リブランディング」を行ってみませんか?